Story

Home  /  Story  /  2. ブラス一家の絆

2. ブラス一家の絆

photo02

愛する家族と共にいること、そして、創造する喜びを分かち合うこと──それは、ミシェル・ブラスというシェフの大きな理念です。レストラン「ミシェル・ブラス」は、ブラス一家を中心とした"大家族"の、創造と歓待の舞台でもあるのです。

ミシェルが「彼女と私は、ひとつなのだ」と表現している妻のジネットは、サービス全体と、インテリアやフラワーアレンジメントの担当です。母親は、スタッフ全員のまかない料理に腕をふるいます。鍛冶職人をしていた父親は、家具などの修理をし、オリジナルの料理器具を作ることもしています。

息子のセバスチャンは、ミシェルの右腕として厨房で活躍しています。セバスチャンの妻のヴェロニクも、レセプションでの対応を初めとして、主に接客を担当しています。 「私は、この場所で愛する家族に囲まれて、至福の中に生きています。だからこそ、創作が続けられるのだと思います」というミシェルの言葉は、彼の料理とレストランそのものの象徴に違いありません。 そして、彼が考える"家族"には、すべてのスタッフも含まれています。スタッフの誰もが、彼のことを"シェフ"ではなく、親しみを込めて"ミシェル"と呼んでいます。ミシュランの三つ星を冠するレストランのシェフとして、ファーストネームで呼びかけられるのは、ミシェル・ブラス以外には存在しないでしょう。

photo02