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6. 豊かな平野に職人達の伝統を育む、美濃地方

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KAIが誕生した刃物の都・関市のある美濃地方は、ミシェル・ブラスにとってのオーブラックのように、KAIの精神的・歴史的なバックボーンとなる大地です。日本列島のほぼ中心に位置する岐阜県の南部に位置し、長良川、木曽川、損斐川の3本の大河が合流する、緑豊かな沃野が広がります。

岐阜県北部に位置する日本有数の山岳地帯、飛騨地方と共に、その対照的な景観美によって、"飛山濃水"と称されています。飛騨地方の峻厳な山々と美濃地方の豊饒な平野の組み合わせは、日本の自然の縮景といってもよいでしょう。

美濃地方は、豊かな自然の恵みに加えて、古来、交通の要衝としても繁栄してきました。"美濃を制する者は天下を制する"とまで表現されたこの地には、日本の歴史を左右する様々な出来事をも刻みつけられています。その最大のものは、「天下分け目の合戦」と言われる、1600年の関ヶ原の戦いでした。その後、約270年間も続いた徳川幕府による統治は、この戦いによって決定されたのです。

また、この地は、関市の鍛冶の伝統のみならず、優れた工人や陶工、紙漉き職人たちの存在と、彼らの卓越した技術によっても知られています。「Michel BRAS」を包む繊細な和紙も、この地方で漉かれた「美濃紙」で、1300年にもわたる伝統と最高の品質を誇っています。

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